プロフィール
アインクライネスOPオーケストラ(Ein Kleines OP Orchester 以下EKOPO)は
慶應義塾アインクライネスオーケストラの卒業生が中心となって2007年に設立されました。
現在では同団の卒業生以外からも広く仲間を受け入れており、就職後も活発に
楽器を続けている人から、仕事や子育てによるブランクからカムバックした人まで、
楽しくひたむきに演奏したい人たちが集まっています。
こうした背景の異なる団員一人一人の自己ベストを引き出し、
白熱の演奏をつくり出す場であることが、EKOPOの目標です
活動内容
- ・定期演奏会(年1回:春~夏ごろ。)
- ・秋の名曲コンサート(年1回:秋~冬ごろ)
- ・各種イベント(合宿・団内発表会など)
ご指導くださる先生方からのご紹介で、合唱団との共演や声楽ソリストを招いての
カルメン演奏会形式上演などの特色ある演奏会も実施しております。
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指揮者のご紹介
■河地 良智 先生
桐朋学園大学指揮科に学び、斎藤秀雄、秋山和慶の両氏に師事。1973年、第3回民音指揮コンクール(現東京国際指揮コンクール)で奨励賞受賞。
二期会オペラやN響定期公演などで、W. サヴァリッシュ氏、O. スウィトナー氏等の副指揮者を務め、1975年、群響正指揮者に就任。
1983年より文化庁海外派遣員としてドイツ・バイエルン国立歌劇場でW. サヴァリッシュ氏、ミラノ・スカラ座でG. パタネ氏、
バイロイト祝祭歌劇場でW. ワーグナー氏に、また、プラハ国立歌劇場でZ. コシュラー氏等について積極的に歌劇場での研鑽を積む。
帰国後、モーツァルトのピアノ協奏曲全曲演奏を7年かけ完遂し、注目を浴びる。
また、日・米・伊共同国際ワークショップにおいて「蝶々夫人」のプレジャ版を初演、二期会渡欧旅行公演同行の際には、
ベオグラード・フィル、ハンガリー国立歌劇場管弦楽団を指揮する。
1991年から音楽之友社の企画する「モーツァルト・オペラ全曲シリーズ」の音楽監督として
21曲全曲の指揮をし、山田耕筰生誕110年記念コンサートや渋谷ビーム「魔笛」公演等を指揮する。1996年東芝フィルハーモニー管弦楽団アメリカ演奏旅行で
アーヴァイン、ナッシュヴィル、ニューヨーク等各地で公演を行う。特に、カーネギーホールで行われた演奏会は日米各紙で取り上げられ注目を浴びる。
1997年「すみだトリフォニーホール」のオープニング公演に墨田オペラの音楽監督として「カルメン」、
5周年公演には「メリー・ウィドゥ」を成功させた。1998年には、日本ユンゲオーケストラを結成し、
1998年、2001年に北京で日中合同オーケストラの指揮をする等、国際交流にも力を注いでいる。
また、東京トロイカ合唱団の常任指揮者として、ラフマニノフの名曲「晩祷」の連続演奏を続けており、
2004年1月には文化庁国際芸術交流事業でモスクワ・サンクトペテルブルグにおいて、同合唱団の公演を指揮した。
これまでの貢献により、北京市中日交流センター、オーストリア・ブルゲンランド州、諫早市より文化特別賞等を受ける。
現在、洗足学園音楽大学教授・学部長、及び同大学院音楽研究科長、東京藝術大学講師として後進の指導にもあたっている。
2011年より、洗足学園音楽大学副学長を務める。音楽の国際交流、後進の指導にも力を注いでいる。
■久世 武志 先生
洗足学園大学附属指揮研究所マスターコースを修了。指揮を秋山和慶、河地良智、川本統脩、室内楽及びオーケストラ・スタディを中川良平の各氏に師事。
これまで各地のオペラ・カンパニーにてロッシーニ「ランスへの旅」、モーツアルト「フィガロの結婚」「魔笛」「ドン・ジョヴァンニ」、
「コジ・ファン・トゥッテ」、ビゼー「カルメン」、プッチーニ「ラ・ボエーム」「三部作」、ラヴェル「子供と魔法」、
ヴェルディ「仮面舞踏会」「リゴレット」「トロヴァトーレ」等を指揮した他、数多くの公演で音楽スタッフを務めている。
2011年秋にはフランス・アングレーム市で開催されたコミクストゥス国際室内楽フェスティバルに招待され、
音楽祭室内アンサンブルにおいてシェーンベルク、ミヨー、リヒャルト・シュトラウスなどの作品を指揮し好評を博す。
再び翌年9月にも招待されトゥール歌劇場の特別プログラムにおいてメゾ・ソプラノのニコル・ブーシェ、俳優のマルク・ルグラと共演し、
モーツアルト、サリエリ、ロッシーニの作品を指揮。さらに10月にはフォーレ音楽院の教授と学生からなるオルケストル・エクトル・ベルリオーズにも客演し、
すべての公演を成功に導き、新聞各紙で好評を得た。今後フランスおよびチェコでの客演指揮が予定されている。
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これまでに共演した演奏家の皆様(敬称略・五十音順)